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250-1-1 心理療法過程論I

講師

能 幸夫

目標

PAS 理論による心理療法過程の展開力動を理論的に学んでいく。講義と講義に基づいたディスカッションを通じて、概念定義を明確化し、各位相のプロセス課題の理解に基づくセラピストの仕事に関して理解を深める。心理療法過程論総論によって全体の地図を押さえ、心的安全空間としての心理療法装置とその構成要素を確認した上で、心理療法起動過程論と初期過程力動を理解する。

内容

テキストおよびサブテキストを事前に読み、それに基づいて理論講義に積極的に参加し、ディスカッションを行い、理論概念の理解を確かなものにする。
1. 心理療法過程論の基本視座
2. 心理療法装置概論
3. 心理療法起動過程力動論:セラピィ契約
4. 心理療法初期過程力動論I:自由連想的発話
5. 心理療法初期過程力動論II:初期抵抗力動
6. 心理療法初期過程力動論III:同盟形成

テキスト

小谷英文 (2018). 『精神分析的システムズ心理療法―人は変われるー』 PAS心理教育研究所出版部.
サブテキストとして、能幸夫編『心理療法過程論』も用いる(配布予定)。

対象

受講資格: 本科以上のプロフェッショナル・スクール在籍生。その他聴講生として、心理療法、カウンセリング等の臨床歴 3 年以上の、公認心理師、臨床心理士、精神科医、精神看護師、CNS、スクールカウンセラー、学生相談カウンセラーの現任者。

日程

(原則)第 2・4 月曜日 19:00-21:00 全 8 回 
5/12, 5/26, 6/9, 6/23, 6/30, 7/28, 9/8, 9/22

料金

74,400 円(税込)

定員

本科生を除き 7 名