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250-1-3 精神分析的発達論

講師

能 幸夫

目標

テキスト『精神分析的システムズ心理療法―人は変われるー』第 5 章「発達の力」に描かれる発達過程の臨床的な事象の基盤となる精神分析的理論を押さえることを目的とする。具体的には、Freud, S. の精神性的発達論と Klein, M. の対象関係論の基本概念を確認した上で、Mahler, M. の分離−個体化理論の概説を踏まえ、病態水準としての人格構造論の基盤となるKernberg, O. F. の精神分析的対象関係論の理解を目的とする。

内容

テキストおよびサブテキストを事前に読み、それに基づいて理論講義に積極的に参加し、ディスカッションを行い、理論概念の理解を確かなものにする。
1. 精神分析的発達理論と精神性的発達理論
2. 対象関係的発達理論
3. Mahler の分離−個体化理論の概説
4. Kernberg の精神分析的対象関係理論による発達モデル
5. PAS 理論による自我発達に軸をおいた潜伏期以降の展開
6. 臨床的応用

テキスト

小谷英文 (2018). 『精神分析的システムズ心理療法―人は変われるー』 PAS 心理教育研究所出版部.
サブテキストとして、能幸夫編『精神分析的発達論の基礎』も用いる(配布予定)。

対象

受講資格: 本科以上のプロフェッショナル・スクール在籍生。その他聴講生として、心理療法、カウンセリング等の臨床歴 3 年以上の、公認心理師、臨床心理士、精神科医、精神看護師、CNS、スクールカウンセラー、学生相談カウンセラーの現任者。

日程

月曜日 19:00-21:00 全 8 回
3/9, 3/16, 3/23, 3/30, 4/6, 4/13, 4/20, 4/27

料金

74,400 円(税込)

定員

本科生を除き 7 名