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250-3 フロイト文献講読講座

講師

能 幸夫

目標

フロイト文献講読講座は始めてから 10 年を超え、今年度と来年度でフロイトの技法論を読み込んでいく予定である。今年度は、PAS 心理教育研究所で技法構成された不安面接法の基になった論文を読む。そして、さらにフロイトの 13 の技法論文とされている文献を読んでいく。

内容

1. 8 回の各回に以下の諸章を読み込んでいく。
 1.精神分析入門講義 第 25 講
 2.制止、症状、不安 I~VII
 3.制止、症状、不安 VIII〜XI
 4.フロイトの精神分析の方法・精神療法について・精神分析療法の将来の見通し
 5.「横暴な」分析について・精神分析における夢解釈の取り扱い・転移の力動論に向けて
 6.精神分析治療に際して医師が注意することども・分析作業中の誤った再認(「すでに話した」)について
 7.治療の開始のために・想起、反復、反芻処理・転移性恋愛についての見解
 8.精神分析療法への道・分析技法の前史に向けて・全体のまとめ
2. あらかじめ配布された文献を事前に読み、各論文ごとに面白いと思ったところを 3 か所用意する。
3. 仲間と積極的にディスカッションし、文献の理解を深める。

対象

受講資格: 本科生(必修)、現任の臨床家(臨床心理士、公認心理師、医師、看護師、ソーシャルワーカー、作業療法士など)および関心のある大学院生

日程

第 3 月曜日 19:00-21:00 全 8 回
5/19, 6/16, 8/18, 10/20, 11/17, 12/15, 2026/1/19, 2/16

料金

74,400 円(税込)

定員

本科生を除き 7 名