PROFESSIONALS TRAINING専門家向け研修

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各プログラムのご案内

250-1-1 心理療法過程論I

講師

能 幸夫

概要

PAS 理論による心理療法過程の展開力動を理論的に学んでいく。講義と講義に基づいたディスカッションを通じて、概念定義を明確化し、各位相のプロセス課題の理解に基づくセラピストの仕事に関して理解を深める。心理療法過程論総論によって全体の地図を押さえ、心的安全空間としての心理療法装置とその構成要素を確認した上で、心理療法起動過程論と初期過程力動を理解する。

250-1-2 心理療法過程論II

講師

能 幸夫

概要

PAS 理論による心理療法過程の展開力動を理論的に学んでいく。講義と講義に基づいたディスカッションを通じて、概念定義を明確化し、各位相のプロセス課題の理解に基づくセラピストの仕事に関して理解を深める。心理療法過程論Iに引き続き、中核過程力動から終結過程力動を理解することが目的である。さらに、心理療法過程全般を通じて意味があるケースマネジメントの基礎についても学ぶ。

250-1-3 精神分析的発達論

講師

能 幸夫

概要

テキスト『精神分析的システムズ心理療法―人は変われるー』第 5 章「発達の力」に描かれる発達過程の臨床的な事象の基盤となる精神分析的理論を押さえることを目的とする。具体的には、Freud, S. の精神性的発達論と Klein, M. の対象関係論の基本概念を確認した上で、Mahler, M. の分離−個体化理論の概説を踏まえ、病態水準としての人格構造論の基盤となるKernberg, O. F. の精神分析的対象関係論の理解を目的とする。

250-2 力動的アセスメント

講師

能 幸夫

概要

力動的アセスメントは、精神科医による診断とは目的が異なる。精神医学診断では病気か否か、病気であるならその種類の特定化にある。心理療法におけるアセスメントは、心理療法の目的を達成するために当事者の持つ能力を評価することに狙いがある。したがって、力動、すなわち人格機能の能力を同定するものであり、機能は常に動いているものであるから、力動的機能を評価し、それを根拠とした力動診断につなぐものでなければならない。本コースは、この力動的アセスメントを実践体験的に学び、基本的な手続きを身につけることを目標とする。

250-3 フロイト文献講読講座

講師

能 幸夫

概要

フロイト文献講読講座は始めてから 10 年を超え、今年度と来年度でフロイトの技法論を読み込んでいく予定である。今年度は、PAS 心理教育研究所で技法構成された不安面接法の基になった論文を読む。そして、さらにフロイトの 13 の技法論文とされている文献を読んでいく。

250-4 PAS 基礎文献講読

講師

花井俊紀

概要

心理療法の基礎文献の講読を通して、サイコセラピィの基礎を学ぶこと。また、文献の読み方、勉強の仕方についても学ぶこと。

250-5 事例演習

講師

花井俊紀

概要

ケースフォーミュレーションを明示した事例報告、さらには事例研究ができる能力を身につけることが目標である。1 年間で最低一本は事例報告を完成し、学会発表を目指す。

250-6 カウンセリングゼミ

講師

花井俊紀

概要

心理カウンセリングを実践するために必要な心理学理論と、実践態度、面接技術を、演習を通して体験的に学ぶことを目的としたクラスである。
クラス目標:[キーワード]心理学的心性、Genuineness、SOR サイクル、PEA 紐過程、臨床的態度と PAS10 ルール、フィードバックと DER ソフト、面接の始め方、初回面接の目的と構造

250-7 心理療法ゼミ

講師

中村有希

概要

心理療法コースの各クラスの学びが心理療法の実践とどう結びつき、展開されているかを確認し、理論-技法-実践を一体化し、専門性の根を張ることを追求する。